2009年03月26日

HZ10W レビュー:画質編

仕事で真夜中まで残業があったり、小旅行中に車が壊れたり、
ここの所、嫌になるくらい色々とあったものの、ようやく、
本当にようやくになりますが少しまとまった時間が出来たので、
肝心の「画質編」のレビューします。

*その間に、フルHDが撮れるソニーのハイエンドコンパクトや、
どんどん HD撮影可能なカメラが発表されまくりましたが (^^;)

まあ、結果的に、サンプルも多く撮る事が出来たので、
その点では少し多めに違ったパターンの画を公開出来るかと。


まずは静止画なんですが、なんと言っても最大の特徴
「24mm 広角ワイドレンズ」は、未だそこまで標準装備で
突き抜けているメーカーが無いので(Lumix TZ7 と FT1 が
25mm で一番近い)、この点で HZ10W はかなりの恩恵を受けます。

どれだけ違うもんかと、嫁さんの Lumix FX33 が 28mm なので、
横に並べて撮影してみました。ちなみにレンズが一番飛び出した
位置で線を引いて、その場所から両機とも撮影しています。

こちらが Lumix FX33 の 28mm
28mm.JPG

でもって、こっちが HZ10W の 24mm
24mm.JPG

ちょっと暗いけど、24mm の方は、上のメニューバーが見えたり、
キーボードの表示される数が多かったりと、ずいぶん違う事が
わかります。

正確なレビューの場合は、方眼紙とか、専用の壁紙とか使うべき
なんだろうけど、雰囲気だけでもつかんでもらえたら、と (^^;)

他にも、広角ならではの撮影だなあ、と思ったのが、
車内や室内での撮影。被写体と十分に距離が取れなくても、
しっかり写ってくれるんですね。これはありがたい。

98年型 Imprezza の車内にて
shanai.jpeg

公園で子供と超接近時:遊具を挟んで 50cm くらい
kouen.jpeg

ここまで、曇り空か室内でしか撮影出来なかったんだけど、
旅行中に晴れのシーンがようやくあったのでそのサンプルを

快晴:やっぱり至近距離から撮影
intheSun1.jpeg

雪山にて:「シーンモード:雪」で撮影
snow.jpeg

動物園にて
kujaku.jpeg

こうしてみると、当たり前なんですが、晴れの日は結構
奇麗な画が撮れますね。動物園では緑も奇麗に見えますし、
個人的にはこの画質で文句は全く無いです。


次にビデオ撮影時の暗所性能。
ぱっと見「暗いかな?」って印象があったんだけど、
実際今まで使ってた EX-V7 と比べたら、ずいぶん明るい画で
撮れてました。

下は撮り比べたビデオの1シーンです

EX-V7
Soccer_EXV7.jpg

HZ10W
Soccer_HZ10W.jpg

ほぼ同じ場所から撮ってるんですが、HZ10W の方が
写ってる情報が少ないのは、少しズームしているからです。
そうじゃないと、広角過ぎて、手前の壁ばっかりが
映っちゃうんですね(笑)

画質もずいぶん HZ10W が明るく見えます。
EX-V7 はカスタム設定で、相当明るい設定にしてたつもり
だったんですが、デフォルトの HZ10W よりも全然暗かった。

少しズームしての撮影ですが、いつも撮影してもらっている
チームメートの彼女は「今までより(EX-V7)よりも、
しっかりワイドで映るし、画面も大きくなったし(2.7インチ)、
そのおかげでカメラを動かす量が少なくてすむので、
とても撮りやすくなりました」って言ってくれています。

確かにしっかり被写体がフレームに収まっていれば、その分激しく
カメラを動かす事も減る訳で、必然的に手ぶれも少なくなりますし
一度撮影を開始してしまえば、撮影中はとても撮りやすいカメラ
なんですが……。

実は撮影を開始するまでに「結構がっしりとシャッターを
押さないと撮影開始されない」ので、ここだ!っていうシーンを
撮り逃す事も多かったりします。

特に電源を入れてから、ビデオ撮影開始されるまでに、
時間が掛かりすぎます。感覚的には、3〜4秒かかってるように
感じますが、それ以外にも画面は点いてるのに、撮影が出来ない、
ボタンも反応が重く何度もボタンを押す、そのうち開始される、
即座に止まる、あれれ、もうチャンス逃した……というケースが
多いんですよ。慣れていない人が使うと、全然撮れていなかった、
という状況も多々ありました。

このあたりはもう少し、レスポンスを改善して欲しい所。
じっくり長時間撮影するなど、サッカーの試合等には向いてますが、
子供撮影にはイマイチ、という感じでしょうか。
そういう意味で、現時点ではクセがあって万人にはお勧め出来ない
カメラに仕上がっています。


普段使いの暗所撮影性能ですが、室内でも普通の明るさがあれば、
多少のノイズは乗るものの、それでも十分奇麗に撮れてる様に
見えます。

室内:夜撮影

時折入る「親バカ音声」は無視して下さい (^^;)

あ、ちなみに音質は思ったよりも全然良いと思います。
ちゃんとステレオしてますし。

ノイズは、PCのモニターで見るとやっぱり目立ちますが、
十分合格点じゃないかと。

屋外:曇り

野外は曇りだと、露出が「?」という状況になる事もあります。
他の動画では色が紫っぽく出る事もありました。

屋外:雪山

ズーム&フォーカス性能を見てみました↑

晴れの時はさすがに奇麗ですね。フォーカスを合わせる速度は
こんなもんでしょうか?さすがに専門のビデオカメラには
敵わないかな。


まとめ

やっぱりビデオとカメラを一台にまとめられるのは、
子供がいる親にとって、荷物が少なくなるのでとても助かります。
充電器も、専用 USBケーブルを専用アダプタに差すか、
バスパワーの取れる USBポートに差すだけで充電出来るので、
クレードル必須だった、EX-V7 よりも旅行向きです。

本体サイズはそれなりにデカいですが、まわりの荷物が
少ない分、総合的な荷物量は減りますし、やっぱりビデオ&カメラが
一台で済むのはとても魅力的です。

使ってみてから感じたのが、解りづらいモード設定と、
レスポンスの悪いシャッターボタンのせいで、残念ながら
がくっと評価が下がりました。

また、イレギュラーな事かも知れませんが、この雪山旅行中に
カードエラーが頻発して、何度も抜き差しして撮影していたら、
帰宅後全くカードの中のデータが無くなった、という状態になり、
専用ソフトでなんとか復帰させた、という事がありました。

大事な旅行の思い出があわや全部パァになる所で、この原因が、
カードにあるのか(Trancesend 16GB SDHC ですが、
PocketPC では過去に全く問題が無いんですよね)、
娘が動画を観た時に興奮してカメラを触った時に
どうにかなってしまったのか、雪山での寒さにやられたのか、
その辺りはよく解らないんですが、一度こういう経験をすると、
気軽にいつでもどこでも、と言う訳にはいかず、
ちょっと慎重になっちゃいますね。

そんなワケで、念の為に旅先では予備のカードを持ってた方が
良いかも知れません。


そうそう、最後になりましたが、Mac で取り込んで編集を
しようとしても、そのままでは上手く行かず、ひと手間かけないと
素材をいじる事が出来ないので、その点は注意が必要です。

幸い自分はいつも愛読している TKYSSTD さんのサイトで、
NV24HD という機種での対処方法を目にしていたので事なきを
得ましたが、Samsung 製特殊 H.264 MP4 ファイルの事を知らないと、
ちょっと焦るかも知れません (^^;)

詳しい対処方法が説明されていますので、困った方は
一度参照される事をお勧めしますヨ。
http://muujp.cocolog-nifty.com/tokyoshashi/2008/08/samsung_nv24hd_3da4.html#more

自分はこの情報をベースに、Automator で自動変換スクリプトを
「QuickTime Pro」用に作りました。確認しましたが、
「MPEG Stream Clip」でも同じ事が出来ます。これなら無料。

実際は要らない箇所とかを削るので、そのついでに変換作業を
してしまうので、ほとんど Automator を使う事は無いです。
なんという購入後のテンションの高さによる労力の無駄(笑)


というワケで総評

AVCHD が嫌いじゃないなら、素直にプラス1万円で
Panasonic の TZ7 か FT1 にしておきましょう。

同じ価格帯なら AVCHD が嫌で、広角 28mm でも十分なら、
ソニー Cyber-shot W270(ステレオ音声で MSPro Duo
*調べ直したら、モノラル音声とのことでした)
かキヤノン IXY 510 IS(モノラル音声で SDHC)かなー。

さらにサイズがデカくなってもいいのなら、ソニーの
Cyber-shot HX1(フル HD & ステレオ音声、4月下旬発売予定)でしょうか。
値段も 5万円半ばと、HZ10W の倍くらいデカいんだけどね(笑)

よくよく見回すと、やっぱり広角、720P HD以上、ステレオ音声、MPEG4動画、
を満たすコンパクトカメラって中々無いんですよね。

そう考えると HZ10W は十分楽しめるカメラだと感じたので、
向こう3年くらいは遊んでみようと思っていますよ♪


posted by Taka@まさちゅ〜 at 17:23| サンフランシスコ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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